シンポジウム『地域資源の可能性を広げる野外教育の役割』

シンポジスト

小川正人氏(一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構理事長・一般社団法人ネイチャーホスピタリティ協会理事長）

温泉と食をウォーキングで、歩いた目線で地域の食や景観、自然そのものを体感し、温泉地の価値を滞在型・体験型の観光の宿泊拠点へと転換させていき、日本のすばらしい食を通じたあらたな体験を、観光客に提供し、地域交流を活性化につなげて行こうとされている取り組みについてお話をいただきます。
一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構 https://onsen-gastronomy.com/
一般社団法人ネイチャーホスピタリティ協会 https://nationalparks-japan.jp/

島田知明氏(然別湖ネイチャーセンターインストラクター)

アドベンチャーツーリズムは、「身体的活動」「自然」「異文化体験」に特徴づけられ、人々との交流を通じて地域の本質的価値とつながることで、付加価値を生まれる旅行形態です。持続可能な活動を促進するため、この分野の継続的な発展は観光だけでなく、地域の経済、人々、環境にもプラスの影響を与え、観光の中で最も成長しているカテゴリーのひとつとして世界的に注目されています。特に、2023年９月にAdventure Travel Trade Association (ATTA)の会員が年に一度集まるアドベンチャー旅行業界の世界大会「アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道・日本（ATWS2023）」開催され盛り上がりを見せています。そこで、アドベンチャーツーリズムを1990年から実践されている然別湖ネイチャーセンターの取組みについてお話をいただきます。
然別湖ネイチャーセンター　https://www.nature-center.jp/

西村典芳氏（流通科学大学教授）

1986年、無人島での合宿を皮切りに、1990年には北海道・然別湖でアドベンチャー合宿を開催。以降、冬のスキー合宿をはじめ、30年近くにわたり野外教育の分野に携わってきました。近年は、「ONSENガストロノミーウォーキング」など、地域資源を活かした新しいスタイルの健康づくりや観光プログラムの推進にも力を入れています。流通科学大学　https://www.umds.ac.jp　　　　　https://www.umds.ac.jp/academics/profile/index_na/nishimura/

コーディネーター